医療脱毛は毛を生えなくしたいという希望のために毛根を熱ダメージで破壊していく行為ですから必ず肌に負担がかかります。施術後の症状などの情報を共有し、先回りして事前に対策することが大切です。以下の4つを特に気をつけましょう。
(1)医療脱毛レーザー照射後1週間は保湿をしっかり
医療脱毛レーザーを照射後、毛根は熱でダメージを受けた状態です。毛穴に熱が通るので赤い点々が出現することがあります。また、皮膚にも熱が入るので肌は乾燥気味となり、人によっては痒くなることがありますので、少なくとも施術後1週間は十分な保湿を心がけてください。むやみやたらに引っ掻いてしまうと色素沈着が生じることがあります。
(2)脱毛後のお風呂はシャワーのみ
レーザー照射後に湯船で肌を長時間温めると、脱毛レーザー照射後のほてった肌がさらに悪化して肌の安静が保てなくなるおそれがありますので、脱毛レーザー照射当日はシャワーのみにしてください。もし、万が一ほてりが続くようでしたらクーリングで経過観察をしてもらい、症状が引かない場合は速やかに診療時間内にご連絡ください。
(3)日焼けにご注意ください
医療レーザー脱毛は毛根に熱を与えてダメージを与える施術ですから紫外線による影響を受けやすく、色素沈着などの原因となります。海やゴルフなど日焼けしやすい場所は控えていただき、日中長時間外出する際などは必ず日焼け止めを使用するようにしてください。
(4)毛抜きでの処理は控えてください
医療レーザーの種類にもよりますが、基本、医療脱毛レーザー照射後の毛は約2、3週間後に自然に抜け落ちますので、そのまま放置するかカミソリによる剃毛でムダ毛は処理をしてください。また、脱毛をしている間は脱毛効果が低くなりますので、毛抜きや家庭用脱毛機でムダ毛の処理をしないでください。