脂肪溶解注射はメソスタビルやエルカルニチンを主成分とし、気になる皮下脂肪に直接注射して脂肪を減少させます。顔用の脂肪溶解注射はBNLS、BNLS neo、輪郭注射などと呼ばれ、ボディー用とは異なる薬剤を使い分けますが、顔に注射するので腫れが少なく、効果が早いのが特徴です。
脂肪溶解注射の治療では少しずつコツコツと脂肪を減らして部分痩せを達成していきますので、1回でなくしたいといった要望の方には不向きな治療です。
1.脂肪溶解注射のメリット
・注射で起こりうるリスクはあるがダウンタイムが少ない。
・薬剤によって脂肪細胞を減らすことができる。
・脂肪吸引に起こる様な凹凸やひきつれ、皮膚のたわみ、皮膚の血流悪化による部分的な皮膚壊死などのリスクがない。
2.脂肪溶解注射のデメリット
・1度に多くの脂肪を減らすことは難しい。
・薬剤のため、アレルギー反応が出る方が少なからずいる。
・痛みが全くないと思われている方が多いが、圧痛や筋肉痛用の痛みはある。